苦情を気にせず思いっきりピアノが弾ける部屋、芸術性溢れる感性を生み出すような環境、プロ仕様のスタジオから、大規模音楽ホールまで幅広く対応致します。今までピアノを弾くのをあきらめていた方でも、環境スペースが施工する自由設計の防音室なら、BOXタイプに比べ遮音性に優れ、空間デザインの自由度が高いため、ご近所や建物の構造、お部屋の間取りを気にせずに、目的にあった最適な遮音性能と音響効果の高い防音室をご自宅につくることができます。
また、プロの方には音楽ジャンルや室内環境に応じたい残響時間を計算し、最高の音をご提供致します。
楽器の持つ美しい音色が自然に響く環境で、思いっきりを楽器を弾いてみませんか?
詳しくはお問い合せください。
特徴Feature
音を数値で見える化
環境計量事務所でもある環境スペースは、環境に応じて「遮音性能測定」「床衝撃音測定」「騒音測定」などの調査・測量によって音を数値化いたします。感覚だけではない確かな防音を提供いたします。詳細はこちら
累計3,000件以上の実績
創業以来、お客様のニーズに合わせ3,000件以上の防音施設を作ってまいりました。一人一人のお客様にスタッフが真摯に対応し、それが継続できるよう、社内教育にも力を入れた結果でもあると思っております。
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自由なデザイン
遮音だけの防音室ではなく、お客様の生活スタイル・嗜好に合わせたデザインにより快適で至福の空間を提供いたします。
環境計量士・一級建築士・公害防止管理責任者・空間プロデューサーなど、様々な技術者がお手伝いいたします。
建築・空間デザインについてはこちら
測定や実験での数値化にこだわる理由
環境スペースには測定専門の担当者が在籍しています。
また、音響の専門家や同業者が驚くほどの実験器具や測定器具を備えている会社です。
計量証明事業所としての認可も得ており、JIS規格に適合した調査・測定を実施しています。
防音施工をする業社でも、ここまで徹底して測定や実験にこだわっている業社は多くはありません。
なぜ環境スペースが測定や実験にこだわるのか?それには理由があります。
それはあるお客様からのご依頼でした。
そのお客様はある業者に防音施工を依頼されたのですが、音が漏れてしまい、環境スペースが一度その物件を壊して作り直すことになったのです。
防音工事は単に「防音材」を壁に入れれば音が止まるというような簡単なものではありません。
もともとの工事を担当していた業社も決して能力が低いわけではなく、もちろん優秀な技術者を抱えています。
しかし、優秀な技術者をもってしても、いかなる状況でも完璧に防音性能を実現できるわけではありません。
だからこそ、環境スペースでは測定と実験にこだわっています。
「客観的立場で正確性のある検証が必要」と考え、音の測定をすることで、遮音性能を数値化する習慣が生まれたのです。
環境スペースは
単なる防音業社ではありません。
防音工事ができる専門業社でも、建築やデザインにも精通しているハイブリッドな専門家は多くはありません。
環境スペースが「音響と建築のハイブリットな専門業社」になった由来は創業時代の話に遡ります。
社長が創業前、大手店舗内装業社で就業していた頃。
時代がオープンリールテープからVHSに移り変わりつつあった当時、ビデオスタジオやナレーションブースなどが必要とされていました。 また、当時は自宅にピアノを置くご家庭も増えている時代でもありました。
住宅にピアノ室を作るにあたり、お客様からデザイン性の高い防音室が求められ、防音・音響だけではなく、空間デザインのセンスや建築の知識が必要とされました。
環境スペースは、こうした時代のニーズに対応し、「防音と音響」、「空間デザインと建築構造」の両者の専門性を兼ね備えたハイブリットな防音施工業社として創業したのです。
ケーススタディー
実際のお客様の事例を用いて、完成までのストーリーを分かりやすく紹介致します。
鏑木様
土地の有効活用の目的から始まり、声楽(アカペラ)をなさっている、お施主様のお嬢様のために、ご自宅の一角に音楽ホールを建築なさいました。
1ヒアリング
お客様を訪問し、要望・課題をヒアリング致します。
音源(楽器等)、敷地・建物の状態、音出しの時間帯や頻度、周辺環境、遮音性能や音響に関するご要望など様々な観点からヒアリングを行います。
鏑木様の場合、物件の建築設計施工を担当したスターツCAMへの防音の依頼がきっかけで、施工のご相談を頂きました。
ご要望
-
遮音性能
近隣が住宅街であるため音が外に漏れてはいけない。
音楽のジャンルは声楽なので、演奏に支障がないよう外からの音も防ぎたい。 -
音響
声楽(アカペラ)を行う音楽ホール、という特殊な音響に対応してほしい
2現場調査・音響測定
使用時間の測定、暗騒音の測定
音響設計には専門的な音の診断が必要です。施工する環境に応じ、周辺環境や使用時間に応じた周波数分析を行い、どういうプランが適正かを判断します。
声楽(アカペラ)を行う音楽ホールに適した環境を、ということで、お客様はかなり長めの残響時間をご所望されていました。
イメージは「天から音が降ってくるような」音響です。
具体例として、お客様がいつもコンサートを開催されている都内の教会を挙げられたため、実際に環境スペースのスタッフが同教会でお客様のコンサートを拝聴いたしました。
また、同日に音響測定も行い、お客様のイメージする音場の調査をしました。
3プランのご提案・見積書の作成
プレゼンテーション(図面・パース・模型等)
ご相談の内容から必要に応じて、1~数案ご提案します
「長方形を積み重ねればいいだろう」、という程度でイメージされていましたが、「壁を曲げることで音が良くなる」との建築音響面での専門的な提案に対し、ご満足を頂けました。
予算イメージとしてお持ちなのは一般的なピアノ防音室程度で、音楽ホールのような規模になるとどのくらいか予想もつかないとのことでした。実際に提示したお見積額は、お客様にとって「この一部屋で家を一軒建てられるくらい」目を見張るものとの感想でしたが、「本格的な防音設備や音響設計を備えるとなると納得のできる」金額で着地しました。
4ご契約
5設計期間
5-1基本設計
鏑木様邸は、建築設計が別会社で進んでおり、そちらとのすり合わせ等の関係で、基本設計完了までじっくり時間をかけてご検討なさいました(約1年)。
なお、弊社が建物本体の設計段階から参画した場合、最短で1~2ヶ月の期間に短縮できます。
基本設計フロー
- 設計監理業務契約
- 打合せ
- 基本設計図面提出
5-2実施設計
基本設計プランに基づいて具体的な遮音構造や吸音構造の詳細を決定していきます。
建築音響の決定:
外部、内部、隣室との遮音、空調騒音などを詳細に決定します。
遮音仕様の決定:
外部、内部、隣室、上下階間の遮音仕様を物理的なデータに基づき設計します。
室内音響の決定:
内装材料、配置、特殊吸音構造を決定し、室形、反射板形状の詳細設計をします。
実施設計フロー
- 実施図面作成
- 打合せ
- 地盤調査
鏑木様邸は、建築設計が別会社で進んでおり、そちらとのすり合わせ等の関係もあり、基本設計完了までじっくり時間をかけてご検討なさいました(約1年)。なお、弊社が建物本体の設計段階から参画した場合、最短で1~2ヶ月の期間に短縮できます。
6施工
施工途中にて現場チェックを行い、遮音構造が問題なく施工されているか、実際に使われている仕上材が音響上また、施工上問題がないかどうか等を確認します。当社では、部屋の仕上げ段階において、お客様と設計者が一緒になって部屋の材料配置、機材や楽器の設置方法、調整について自分の耳で<音決め>をしていただいております。
騒音遮音の確認:遮音構造施工の確認、騒音対策確認等を施工中に行います。
室内音響の確認:吸音面、反射面のチェック、天井・壁面形状の確認、その他音響構造の確認。
施工フロー
- 工事契約
- 工事着工
- 地鎮祭
- 図面どおりに工事が進んでいるか現場を確認
・施工図の確認・問題解決
(週1回程度の現場定例会議。適宜進捗状況のご報告と打合せをさせて頂きますので、時々現場を確認して頂く程度で進めることができます) - 上棟式
- 中間検査(行政・消防)
- 完了検査・各種検査(行政・消防)→確認済証交付
- 当事務所検査・施主検査
- 手直し工事
- 竣工写真撮影
完成間近の頃、お客様に内部をご確認いただいた際に、軽く声出しを行っていただきました。
お客様は一声発声するなり、「こんなになるとは!思っていた以上の響きです!素敵です」と大変感激されていました。
当初イメージされていた「天から音が降ってくるような」響きが実現でき、さらに想像を超えるものであったことに大満足のご様子でした。
7完了検査・測定
完成後に目標とした音響遮音性能が得られているかどうかを測定により確認します。
音響モニター設備に関しては、スタジオのミキサーを交えて音響調整を行い、音決めをしていきます。
建築音響の測定:残響時間周波数特性、遮音性能、設備騒音、NC値等。
室内音響の調整:伝送周波数特性、音色、低位感、定在波、反射音の干渉の低減、音場補正、残留雑音の有無。
8お引渡し
一声「ああ~」と出しただけで、その出来映えに感動しました。自分が上達したと思うくらいでした。
防音:近所を通る救急車のサイレンや生活騒音も全く気になりません。
空間については2階に防音のリハーサル室を備えていますが、一般的な防音室によくある「窮屈な感じがして、長時間いられない」というところがなく、このリハーサル室は空気感がとてもよく、長時間練習しても問題ありません。
よくあるご質問
防音室のデザインは自由に決めることが出来ますでしょうか?
はい可能です。防音性能を損なわない様、お客様のご要望にお応えしております。
一度別の会社で防音工事をしたのですが、音漏れの苦情が近隣から来ました。音漏れの原因特定と工事をお願いすることは出来ますでしょうか?
はい、可能です。
弊社は計量証明事業者として厳格な測定から、遮音防音の設計施工を行っております。
音の反響など好みがあるのですが、考慮して工事していただけますか?
はい、可能です。
お部屋の容積の中にて考慮した設計施工を行っております。
プロ仕様のスタジオの実績はございますか?
はい、数多くの実績が御座います。
個人宅ですが、音楽ホールを作りたいと思っています。
可能でしょうか?
はい、可能です。
音楽ホールから住環境を考慮する建築設計から施工まで行っております。
実績
実際の施工事例をご案内いたします。お客様の環境・ご要望に応じて柔軟に、
且つ確実に施工した実例をご覧ください。
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鏑木様邸声楽堂
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フェリーチェピアノサロンスタジオ様
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宮本卯之助商店 和太鼓スクール ヒビカス様
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シム・アシム サウンドスタジオ様
サービスサイト紹介
各サービス毎のウェブサイトのご紹介です。